【腹痛のアセスメントの進め方】

リハビリ時に腹痛を訴えるケースを見受けることは少なからずあると思います。

 

 

腹部に診られる症状は下痢や便秘といった消化器系が考えれることが多いですが、

泌尿器疾患や生殖器疾患、または心理的な要因も関係することがあります。

 

 

主治医や看護師に情報を伝えるために、

また自身のリスク管理のためにもアセスメントはしっかりと行っていきたい所です。

 

 

腹痛は腹部に自覚される疼痛を意味し、最も訴えの多い症状の1つです。

腹痛の分類は発生機序により内臓痛・体性痛・関連痛の3つに分類され、

腹痛が出現した際に疼痛の特徴は原因を推測する1つの指標となります。

 

 

主な腹痛の分類は以下の3つです。

・内臓痛:腸管の急激な収縮や過伸展、圧迫による内圧上昇、臓器被膜の伸展により生じる
・体性痛:壁側腹膜、腸間膜、横隔膜に消化液や細菌感染による刺激や炎症がおよび生じる
・関連痛:内臓痛を伝達する神経線維からの信号を同じ脊髄後根を通る皮膚からの信号と間違えて伝達する

 

 

また関連痛が生じる部位は腹部臓器によりおおよその位置が同定されており、

臓器周囲に疼痛が生じることはもちろんですが、病巣と離れた部位に疼痛を訴える場合もあります。

 

 

 

解剖学的イメージを持って部位を同定しましょう。

 

 

 

 

実際の腹部全体のアセスメントの進め方は

視診→聴診→打診→触診

の順で進めていきます。

 

 

 

これには理由があり、聴診の前に打診や触診を行うと、

打診や触診の刺激が腸蠕動に影響してしまうから です。

また触診は患者さんに苦痛をもたらす可能性があるため最後に行います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!